脳トレは効果無し?イリノイ大学心理学教授が明かす。一方、本当に脳が鍛えられるゲームとは?
2016/11/03
水素水やマイナスイオン等、体に良いとされながらもはっきりとした科学的根拠が無い、いわゆる疑似科学的な健康法はたくさんありますが、実は脳トレもそのうちのひとつなのかもしれません。

現在、脳トレ系のゲームはニンテンドーDSの「脳トレ」シリーズをはじめとして、様々なものが発売されており、その効果についても、実際にある一定の科学的成果が得られた、と言う研究結果が多数報告されています。
一方で様々な研究者がその効果について疑問を呈していることも事実です。
この点に関してイリノイ大学のDaniel Simons教授はこう語ります。
しかし、脳トレが現実世界の利益になるという証拠はほとんどない。
つまり、筋トレの様に脳トレで脳を直接鍛えたところで、それによって人の名前を忘れにくくなるとか、お釣りの計算が早くなるとか、そういった現実世界での恩恵には繋がらないだろうと言ってるわけですね。
一方で、こんな珍説を唱える研究者もいます。

こう主張するのはウィスコンシン大学のShawn Green助教授とカリフォルニア大学のAaron Seitz教授で、彼らに言わせれば脳トレなんかよりも、FPSなどのアクションゲームの方がよっぽど脳を活性化させる効果がある、という事です。
なんでもアクションゲーム特有の素早い動作や迅速な判断によって、反射神経や脳の処理速度が鍛えられるのだとか。
うーん、もう各自好きなゲームをやれば良いんじゃないでしょうかw
引用:http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3819982/Brain-training-games-waste-time-Scientists-say-little-evidence-real-world-benefits.html