【スカラベ】古代エジプトではフンコロガシが神と崇められていた!?【ケプリ】

   

 

今から約5000年前の古代エジプトでは、フンコロガシが神聖な存在として崇められていた。
そのため古代エジプトの時代には、フンコロガシを模ったアクセサリーやお守りが多数存在する。

(画像)フンコロガシ

Credit:wikipedia(画像)アメンホテプ3世とティイの結婚記念品

古代エジプトではフンコロガシをスカラベと呼び、スカラベが後ろ足で転がしている球体のフンは太陽の運行に見立てられた。
そのため、太陽神ラーの形態の一つであり日の出の象徴とされるケプリは、スカラベと一体化している。

Credit:wikipedia(画像)ケプリ

顔に大きくフンコロガシが描かれているその姿は異様ではあるが、これは立派なエジプト神話の神の姿である。
スカラベはフンの中に卵を産み付け、その卵はフンの中で孵化し成虫となって外に出てくるという習性がある。
このことから、スカラベはフンの玉=太陽から生命を産み出す創造や再生の象徴として崇められた。

フンコロガシのフンから太陽を連想する古代エジプト人の想像力には脱帽するが、これ以外にも古代エジプトでは様々な生物のフンが重宝されていた。
彼らは犬、ロバ、ガゼル、ハエ等のフンを薬や魔除けとして使用していたのである。
動物のフンを薬として飲む、と聞くと、考えただけで気分が悪くなりそうだが、これは一概に間違いではなかったかもしれないと研究者は語る。
草食動物のフンには人体に有益な細菌が含まれている場合もあるからだそうだ。

さらに凄いことに、ワニのフンが避妊薬として使われることもあった。
その方法は、ワニのフンをハチミツと混ぜ、女性のあそこに塗るのだという。
しかし当然ながら、これにはさすがに何の科学的根拠もないとされている。

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