UAE、アジアカップ出場のカタールの代表選手2人に対して、出場資格を満たしていないと抗議

      2019/02/02

 


カタールがUAE(アラブ首長国連邦)に4-0で勝利した試合で、UAEのファンがピッチに靴などを投げ込んだことが問題視されているが、その後、また新たな問題が浮上した。

UAEのサッカー当局が、カタールチームの2人の選手がアジアカップで不正に出場している、とアジアカップの主催者に抗議したのだ。
その2人のプレイヤーとは、スーダン生まれのストライカーAlmoez Aliと、イラク生まれのディフェンダーBassam al-Rawiで、カタールチームの固定メンバーだ。
アリはこのトーナメントの得点王で、6試合で8得点を決めており、al-Rawiはカタールを準々決勝に進めるゴールを決めている。

この問題は、ペルシャ湾を共有する隣国同士の間で、激しい論争の種となっている。

カタール側の広報はこの問題に関し現状、沈黙を貫いている。一方、FIFAは、この問題はアジアカップの主宰者AFCの管轄であると語っている。
AFCは木曜日、"カタールの2選手の出場資格に対するUAEからの抗議を受け取っており、 内容をA.F.C. regulationsに則って調査中だ"と言う声明を発表した。

Aliとal-Rawiの出場資格の是非が問われているのは、FIFA国際ルールの以下の規定に抵触する可能性があるからだ。

規定では、代表チームの国外で生まれた選手は、18歳になってから5年間、代表チームの国に居住することが求められる。(Al-Rawiは21歳でAliは22歳)
しかし、その選手の両親、もしくは祖父母が代表チームの国で産まれた場合、5年の居住実績が無くても代表チームに加入することが認められる。

Aliはスーダンで生まれたものの、子供のころからカタールに住んでおり、 Al-Rawiの父親はかつてイラクの代表だったそうだ。

AFCは、現在問題を調査中だという。

【2019/02/02 追記】
AFCはUAEからの抗議を退けた、と正式に発表したが、その理由については明かしていない。
これを受け、出場資格の是非を問われていた両選手は、決勝の日本戦に出場した。

nytimes

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